草木染のシルクウールの柔らかな手触りと暖かな色合いに優しく包まれる多用途ニット。
4つのブロックで異なる模様と配色にしました。
肩からすっぽりかぶればケープになります。
上下を変えれば、印象が変わります。
首元にふわっと丸めたら、ネックウォーマーに。
寒さが厳しいときは、頭からかぶってフードに。
小さくねじってブローチなどで留めればminiマフラー風にもなります。
今回は初めて家庭用編み機ですべて製作してみました。
家庭機は手編みとは全く違います。
手編みでは簡単なことがとても手間暇がかかったり。
最初にきっちりサイズやデザインを決めておかないと
手編みほど融通が利かなかったり。
今回は、編み糸も家庭機に向かないものだったので、
単純に時短にはならなかったですが、
それでも手指の負担を少し(これも予想ほどではなかったけれど)軽減できること。
そしてなにより、手編みにはなかった発想や可能性を感じ、ワクワクしています。
それにしても、やはり風来坊さんの糸は本当にきれいです。
やはりニットは糸できまる。
織用の糸なので家庭機には負担がかかるのですが、
この魅力には惹かれてしまいます。